カナガンデンタルキャットフードは実際健康にいいの?他の商品と比べて何がいいのか。どんな猫におすすめ?

英国発のプレミアムペットフードブランドで有名なカナガンキャットフード。そのデンタルケアを目的とされ開発されたのがこのカナガンデンタルキャットフードである。(全猫種・全年齢)対応

まず、「デンタル(Dental)」という言葉自体は、英語で 「歯の」「歯に関する」 という意味を持ちます。そのため、「デンタルキャットフード」「デンタルケア」 という言葉は、猫の 口腔(こうくう)・歯の健康をサポートする目的 の製品を指します。

では、具体的にどんな効果があるのか、歯だけでなく体自体の健康にいいのか、食いつき、成分など様々な視点から解説していきます。

特許取得成分配合!『カナガンデンタルキャットフード』

主な成分

カナガンデンタルキャットフードの1番の強みとして日本初のプロデン(ProDen)という、天然の海藻由来の特許取得成分が配合されてます。このプロデンとは乾燥・粉末化した海藻を、特定の方法で処理しており、口内のバイオフィルム(歯垢の膜)に働きかける作用があるといわれています。

また、普通のカナガンキャットフードと同様グレインフリー(穀物不使用)で穀物(小麦・トウモロコシ・大麦・米など)を使用せず、猫本来の肉食傾向に合わせたレシピ設計がされています。

高品質タンパク質も取り入れ、動物性タンパク質が豊富。着色料・香料を使用せず栄養成分も申し分ないキャットフードと言えるでしょう。

どんな効果が期待できる?

では、実際にカナガンデンタルキャットフードを取り入れるとどんな効果が期待できるのでしょうか。

  • デンタルケア効果

デンタルケア(歯や口内)のケアが期待できます。海藻由来成分が、歯垢・プラークが付着しやすい歯の表面に働きかける。具体的に歯垢・歯石の形成を抑える口臭の軽減歯ぐき・口内環境の健康維持など。実際に使用レビューでも「1〜2週間で口臭が軽くなった」との声が多数あります。

ここで注意してほしいのが、即効性ではなく、継続使用が大切ということ。2週間から1か月半ほどかかると言われてます。また甲状腺疾患のある猫は要注意です。海藻には天然のヨウ素が含まれているため、甲状腺に疾患がある猫には控えるよう注意されています。

歯には良いけど体には良いの?

カナガンデンタルキャットフードと聞いて歯や口内ケアができるのは良いけど体自体の健康はサポートしてくれるの?と疑問を持つのではないでしょうか。

実は歯以外の健康にも良い影響を期待できるように設計されています。

①高タンパクで筋肉・体力維持をサポート

  • 主原料は ターキー(七面鳥)生肉+乾燥チキン
  • 動物性たんぱく質が豊富(約37〜40%)で、
  •  → 筋肉の維持・成長、免疫力UP、毛艶の改善に役立つとされます。
  • 猫は完全な肉食動物なので、「肉主体+穀物不使用」は理想的な構成。

②グレインフリー(穀物不使用)で消化にやさしい

  • 小麦・トウモロコシ・米などを使わず、スイートポテト・エンドウ豆など消化しやすい炭水化物源を採用。
  • 穀物アレルギーやお腹が弱い猫ちゃんにも向いています。
  • 食物繊維も適度に含まれ、便通のサポートや毛玉ケアにも一部効果が期待できます。

合成添加物・香料・着色料が不使用

  • 化学的な香料・着色料・人工保存料を使用せず、自然素材中心のレシピ
  • 長期的にも安心して与えられるよう考えられています。

オメガ3・オメガ6脂肪酸による皮膚・被毛ケア

  • サーモンオイルが配合されており、 被毛のツヤ・皮膚の保湿・炎症抑制に良い働きをします。
  • 乾燥肌やフケが出やすい猫ちゃんにもおすすめです。

カナガンデンタルキャットフードは歯のケアを目的にしていますが、猫の体全体の健康もしっかりと考えられています。

そもそも口内ケアは大事?

実は、猫の口内ケア(デンタルケア)はとても大事です。
人間と同じように、猫も歯や歯ぐきの健康が全身の健康に深く関係しています。

食べかすや唾液で歯垢・歯石が増えると菌が悪化し歯と歯ぐきの間(歯周ポケット)に入り込んだ菌が炎症を起こすと 歯肉炎 → 歯周病 → 歯が抜けるなどに繋がってしまいます。こうなると最悪命に関わることもあり得ます。

主な原因として歯磨き不足、加齢、免疫低下、口呼吸・口内乾燥など。食べるだけで歯・口内ケアができちゃうカナガンデンタルキャットフードはとても素晴らしいキャットフードと言えるでしょう。

食いつき・味

実際の食いつき・味はどうなのでしょうか。成分がよくても食べてくれなきゃ意味がないですよね。

  • 口コミ・レビュー:香りがしっかりしていて食いつきが良い香料・添加物が少ないのに自然な風味でよく食べると高評価である反面、独特な香りで一切食べない、お腹が緩くなるという声も少なからずあるようです。
  • 味:香ばしいお肉の風味+少しハーブ感のある自然な味わいで食べやすい反面好まない猫もいるということです。

対策として、ほかのドライフードと混ぜてあげたら食べることもあります。なのでもし、単体で食べない猫ちゃんでしたら他のキャットフードに少量混ぜて少しずつ慣れさせましょう。

どんな猫におすすめ?

ではカナガンデンタルキャットフードはどんな猫におすすめなのか。

歯石・歯垢・口臭など、口腔ケアが気になっている猫

「最近口が臭う」「歯が黄ばんできた」などの初期症状がある猫に最適。

歯磨きが苦手な猫

毎日の食事で自然にケアできるのが最大の強み。

肉食が好きな猫

主原料が「ターキー(七面鳥)とチキン」で、動物性たんぱく質が約37〜40%と高め。

穀物アレルギーや消化が弱い猫

グレインフリー(穀物不使用)なので、小麦やトウモロコシに敏感な猫でも安心。

成猫〜シニア猫(全年齢対応)

栄養バランスが整っているので、全年齢対応

歯の健康+体全体の健康維持を考えたい猫にぴったり。

逆に、あまり向いていない猫は?

①甲状腺疾患がある猫:海藻成分(ヨウ素)を含むため注意。

②極度に偏食な猫:香りが強めで好みが分かれる場合あり。

③カロリー制限が必要な猫:高タンパク・高脂質なので量の調整が必要

まとめ

カナガンデンタルキャットフードは一言で歯の健康ケアを中心に、全身の健康をサポートするプレミアムフードです。

食べるだけでデンタルケアができるのは飼い主にとっても嬉しい商品です。買っても「食べてくれなかったらどうしよう」、「無駄になる」、「好んでくれるのか」「飽きる」など不安があるかもしれません。

私個人の意見としては、猫の口内・歯が気になる・ケアしたい飼い主さんはデンタルケアとして試しでも買ったほうがいいでしょう。

たとえ、「食べなかった」としてもあげ方を工夫すれば食べるようになるケースもあります。

愛猫の輝く笑顔と長く健やかな毎日のために、
今日から少しずつカナガンデンタルを取り入れてみませんか?

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