
猫を飼っていると、必ず迷うのが「ウェットフードって本当に必要なの?」「カリカリ(ドライフード)だけで十分なの?」という疑問ですよね。
結論から言うと、必須ではないですが取り入れたほうがいいでしょう。
普段はカリカリを主食にしているご家庭が多いですが、獣医師や猫好きの間ではウェットフードのメリットもよく語られています。
この記事では、ウェットフードの良い点・悪い点をわかりやすく整理しつつ、カリカリとの違いや組み合わせ方についても解説します。
さらに、猫がよろこぶおすすめウェットフードもご紹介しますので、愛猫に合った食事スタイルを考える参考にしてくださいね
ウェットフードの良い点とは?

ウェットフードは水分を70〜80%ほど含んだ総合栄養食や一般食のことです。缶詰タイプやパウチタイプが一般的で、香りが強く食欲をそそるため、猫がよろこんで食べやすいのが特徴です。
- 水分補給ができる
猫はもともと砂漠で暮らしていた祖先を持つため、「喉の渇きに鈍感」で水をあまり飲みません。そのため、尿路結石や腎臓病になりやすい体質を持っています。
ウェットフードでしっかり水分をとれることは、健康管理において大きな強みです。
- 食欲が落ちたときの救世主
香りや柔らかさが強調されているため、食欲が低下しているときや体調が良くないときに役立ちます。特にシニア猫や病気療養中の子に向いています。
- 消化にやさしい
ドライフードに比べて柔らかく、消化がスムーズ。胃の中でふやかす手間がないため、胃腸への負担が軽減されます。
ウェットフードの悪い点とは?
- コストがかかる
1食あたりの単価がドライフードより高め。毎日の主食にする場合、ドライ(カリカリ)と比べてお金がかかる。
- 保存がきかない
開封後は酸化や劣化が早いため、食べ残しは処分する必要があります。開封後は早めに食べ切る必要がある。
といったデメリットが挙げられます。
カリカリ+ウェットの組み合わせがいい!
猫の食事は「カリカリを基本にしつつ、ウェットを取り入れる」組み合わせがもっとも理想的です。
カリカリは総合栄養食が多く、栄養バランスや保存性に優れており、経済的にも続けやすいメリットがあります。
一方、ウェットフードは水分をたっぷり含み、猫が不足しがちな水分補給を自然にサポートしてくれます。
さらに柔らかく消化しやすいので、子猫やシニア猫、体調を崩している猫にも適しています。香りが強いことから食欲を刺激し、食べムラのある猫にも効果的です。
具体的な与え方としては、朝と夜はカリカリを中心に与え、昼や夜の一部に少量のウェットを混ぜると、栄養バランスと水分補給の両方を満たせます。
最新のおすすめウェットフード
MiawMiawジューシー あじわいまぐろ

水分補給サポート:ウェットゼリータイプなので、普段水をあまり飲まない猫にもおすすめ。尿路・腎臓などのケアを意識している猫飼いには特にメリットあり。
食いつきの良さ:香りが強くゼリーもジューシーなので、食欲が落ちたときやウェット初心者の猫にも試しやすい。
味・風味の種類が豊富:同シリーズに他の味(魚ミックス、お肉系、シニア向けなど)もあるため、飽き対策や猫の好みに応じたローテーションがしやすい。
価格・手軽さ:60gなど小分けのパッケージがあるので、無駄なく使いやすい。コスパ面でも「毎日のちょっとした楽しみ」として取り入れやすい。
12個セットで試しやすい!
まとめ
猫にウェットフードは必須ではありませんが、カリカリだけでは不足しがちな水分を補えたり、食欲が落ちたときのサポートになったりと、健康面でプラスになることが多いです。ウェットは消化にもやさしく嗜好性が高いため、特に子猫やシニア猫に向いています。
ただし、価格も高めなので、カリカリと組み合わせて与えるのがおすすめです。

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